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ビフィズス菌

ビフィズス菌は、腸内で生きている細菌のことです。これらは、体外で増殖し、医薬品として口から摂取することができます。  

ビフィズス菌の使い方

ビフィズス菌は、以下のようなときに使われています。
  • 幼児や子供の下痢の予防
  • 大人の旅行先での下痢の予防
  • 善玉菌を復元するとき(下痢や放射線、化学療法や抗生物質などで善玉菌がなくなるため)
  • 潰瘍性大腸炎(潰瘍性大腸炎の手術後に発症する)の治療
  • 新生児の壊死性腸炎と呼ばれる腸感染の防止
  • おたふく風邪
  • アトピー性湿疹
  • 酵母感染(カンジダ症
  • 風邪・インフルエンザ
  • 乳児の肌の状態を治療する
  • 胸の痛み(乳腺炎)
  • 肝炎
  • 乳糖不耐症
  • ライム病
  • 免疫系・コレステロールの低下を増強
 

ビフィズス菌の働き

ビフィズス菌は、ヨーグルトやチーズなどの発酵食品に含まれている乳酸菌の1種です。ビフィズス菌は、抗生物質の反対である“プロバイオティクス”として、さまざまな治療に使われます。善玉菌として考えられており、体内で増殖します。 人間の体にとって、以下のような善玉菌の働きはとても大切です。
  • 食物を分解する
  • 体が栄養を摂るのを助ける
  • 悪玉菌を摂り過ぎないように防ぐ
ビフィズス菌のようなプロバイオティクスは、病気が発生したときや、正常な細菌が死滅したために病気が起きる可能性がある場合に使われます。例えば、抗生物質による治療は、病気を引きおこす細菌を殺しますが、胃腸内や尿路管の正常な細菌まで殺してしまいます。抗生物質での治療中に、ビフィズス菌を摂取することで、善玉菌の死を最小限に抑え、悪玉菌からの影響を抑えるのに役立ちます。  

ビフィズス菌の効果

ある研究では、ビフィズス菌を摂取すると、3~16歳の方の便秘を軽減することがわかっています。 他のプロバイオティクスと一緒に、ビフィズス菌を摂取することで、潰瘍の原因であるピロリ菌の治療による副作用を軽減するといわれています。 8週間、ビフィズス菌を摂取すると、IBSの症状を軽減するといわれています。しかし、排便を増加させるわけではなく、膨満感を減少させるのに役立ちます。
  • 壊死性腸炎(NEC)
細菌によって引きおこされる腸の粘膜の感染です。アシドフィルス菌と一緒に、ビフィズス菌を摂取することで、危篤乳児のNECを防ぐと考えられています。
  • 潰瘍性大腸炎の手術後の合併症を防ぐ
  • 肺感染
発熱、咳、鼻水などの症状を軽減することがわかっています。また、お子様への抗生物質の量を減らすとも考えられています。高齢者におけるインフルエンザの防止にも役立ちます。
  •    乳児の下痢(ロタウイルス下痢)を防ぐ
  • 旅行者下痢
  • 潰瘍性大腸炎
症状を和らげ、再発を防止すると考えられています。  

「ビフィズス菌」の研究の参考文献:

プロバイオティクスとしてのビフィズス菌 健康のためのビフィズス菌とラクトバチルス菌 幼児へのプロバイオティクス:腸細菌の影響